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2017 朽木 Coupe du Japon MTB 観戦記 その2 [MTB観戦]

Coupe du Japon MTB 朽木

Women Elite

 

可奈子さん あなたって人は……
そういうレースでした。

戦前の予想は、八幡浜でまともに戦えなかった小林可奈子がまともにトップ争いに加わってくるとは考えづらく、八幡浜で勝った今井美穂と、昨年の日本選手権2位の武田和佳の争いになると思っていた。美穂も和佳もCXでトップを争う選手。美穂が八幡浜で勝ったことで和佳の初勝利にかける気持ちが高まっていることが推察出来た。


其処に来て可奈子前日クラッシュして脱臼との情報。いくら気持ちで走るオリンピアンだとは言えさすがにトップ争いどころか出場も危ういのではないかというのが大方の見方だった。

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走り始めの最初の坂は和佳を先頭に美穂が併走状態で登っていった。

可奈子は佐藤寿美と併走で2人についていく。

……可奈子さん走っている。大丈夫なのか?脱臼だよ脱臼!!

正直この時、現地に入ってからの脱臼の情報はブラフだと思った。フラットだとは言え、女子日本一のレーススピードでガレた路面を登っていく。肩に衝撃が伝わらないはずはないのだ。


淡々と登った後に、根っこや上下の動きのあるシングルを抜け、更に急勾配の斜面を直登で頂上まで行き、急斜面を体幹フルに使って降りてくる。衝撃のかかる上下の動きの激しいところは何カ所もある。そんな前半のコースを走り終えて登り返しを1位で上がってきたのは和佳だった。だが、私の目の前ですぐ後ろにいた可奈子が和佳をかわしてトップに立つ。

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脱臼はしたのかもしれない。でも、そんなに痛みがなかったんだろう。

そう思わなければ目の前で起こっていることが信じられなかった。

とりあえず、何か情報が分かるのはフィードゾーンだろうと考え、頂上に行くのはやめてフィードゾーンに向かうと旦那さん。あれはブラフだったんですか?と聞こうとしたら、走れるはず無いんだけど……とのこと。顔には冗談のかけらの表情もなく、真面目に引きつっている。DNSも覚悟していたとのことで、走るは走るもののすぐにリタイヤする予定だったらしい。
まじか!!!!!
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小林可奈子を普通の人間の物差しで測ってはいけないと改めて思う。そんな私の前を和佳を少し離して可奈子が力強く登っていく。おいおい。
撮影プランを放棄してフィードゾーンに向かってしまったので(アドバンスも一緒に走っているので、女子のトップを捕まえれば良いと言うのではない)そこからは目の前に来る被写体をただ撮るだけになってしまう。肝心の可奈子の神がかった力走を撮りたいという気持ちが焦りになっていたとき、寿美がフィードに入って倒れ込む。

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不安定に上下する気温のせいか、このクラス以外にも明らかに調子を崩している選手が多く、彼女もその1人だったのかもしれない。数分後、再出発していく。のほほんとした可愛らしい普段の彼女を見ていると倒れ込んでもなお前に進む闘志がいったいどこに潜んでいるのか分からない。MTBに魅せられる女の人は簡単には理解出来ないということなのかもしれない。


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3周目、和佳が何らかのトラブルで遅れ、美穂もペースが落ち、可奈子の独走になっていた。肩をかばうような動きはなく、淡々と目の前を走っていく。とにかく、ここまできたらトラブルなく走りきって欲しい。それだけだった。


結局、脱臼の事実など無かったかのように淡々とトップを走りきった可奈子が優勝。

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2位にはタイムペースを落としながらも粘りの走りで美穂が入る。


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いつもの様に淡々と自分のペースを守る橋口陽子が90秒近くついた美穂との差を最終的には30秒にまで縮めて3位登壇した。


可奈子さんおめでとう。 ちゃんとした写真が撮れなくって申し訳ないけど、観客として一番心に残るレースになりました。



Women Junior
今シーズンの目玉 川口うらら
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決して遅くないマスターズの面々をどんどん交わしていく。3ラップとは言え、4ラップのMen Mastersで言うと2位相当のスピード。Women Eliteのトップより2km/h速いラップを刻んでいる。
やっと世界で戦える女子が出てきた感がある。


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2位は松本璃奈
彼女も力をつけてきた。突き抜けた感のあるうららの陰に隠れてはいるが、昨年に比して明らかに力強さが増している。エリートのトップと比較しても遜色ないスピードを手に入れているのではないか。今後が楽しみ。


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3位は中島悠里

比較対象が力を飛躍的に伸ばしているので目立たないが、彼女も着実に力をつけてきている。頑張って欲しい


Women Masters
出場2人 日本で一番を語れるタイトルを2人が争うのはもったいないというか……
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2周目私の前を1位で通り過ぎる中村園子

昨年は負け知らずの4勝をあげた園子。このまま行くと思われだが……



結果、40秒差で瑞穂が直接対決で初勝利。園子は悔しい敗戦となった。



Women Youth

Youthも2人。小林あか里と福永真海
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あかりはJuniorに対して1周少ないものの、松本璃奈の後で走り抜けていく。
高校受験で半年ブランクがあるが、一緒に走っていたレースでいつも勝っていた相手に先行される悔しさは如何程か。

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真海はタイミングが合わず乗車シーンが撮れなかった。次はあなたにあわせてプランを練りますね。



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